carcass5382's diary

carcass / FATMAN のBlogです Twitter : carcass_FATMAN

今日のPCオーディオ

続き。
という事でアンプとスピーカーを買うとします。
後はサウンド部分ですが、お店で売ってるパソコンを買った〜って方なら
今は100%音を出す機能はありますので、とりあえずなら鳴ります。
が、オーディオ好きでその機能(ここでは「オンボード」と呼びますを
使う方はまずいません。「音が良くない」「機能が貧弱」とかが大体の理由です。


まあとりあえず鳴ればいいやじゃなくて音楽聞くぞーって心意気があるなら
5,000〜1万円ぐらい出してあげるといいと思います。
次、アンプ。これも近年、5,000〜1万円ぐらいで驚くほどの物が買えるようになりました。


昔はアンプというとアナログ部品の塊でできていて、作るのにとても部品が
多く必要になったため、どうしても高価になりがちだっったのですが、
近年の急速なデジタル化により、多くの機能が電子チップにより実現可能になり、
その電子チップも小型化・低価格化が急速に進み、今よく「デジタルアンプ」などとい
う名目で売られている物は必要部品の減少・低価格化が進み、
低価格で素晴らしいパフォーマンスを得られる製品が増えたのです。


アンプでキモになるのは、主に電源部分になります。オーディオに限らず
身の回りの電化製品で考えればわかる事ですが、ちっこくて大して動く部品もない
時計とか電卓なんかは電源も熱くならないし、電池1本で数年とか使えます。


でもエアコンとか冷蔵庫は熱いしでかいし電気食うからあんま使っちゃダメとか言われます。
それをアンプで考えれば重要そうだと言うのは明白に理解できると思います。
でかければ良いという訳ではなくその「質」とか云々がある訳ですが、
まあ今売ってる5,000〜1万円ので結構いいのが買えるようになっとります。


一番重要になるのは、スピーカーです。音楽って音だから、人間は耳で聴くわけで、
最終的な音を出すスピーカーは重要です。
人はみんな個性があって耳の聞こえ方も違いますから、当然スピーカーから
鳴っている音がどう聞こえるかはその人次第です。
「〜の楽器の艶が」とか言ってるのを目にするかもしれませんが、最初は
そんなのは気にしなくていいです。鳴らしてみて気に入ればいいかと。
ここも1万円と言いたい所ですが、頑張って2万円出せると十分な物が買えます。
(場合によっては中古も有り(ただし現品を確認する事))。壊れやすい部品ですので。
知識がある友達とハードオフとかで物色するのもアリです(デンジャラスではあります
が、値段は数分の1とかの可能性あり)。


スピーカーという機械というか箱は、使っていくと変化していく一番の部品です。
箱の中をどーんとやって前にある丸い板みたいのを振動させて音を発生する仕組み
ですので、考えてみれば当然です。(劣化とも変化とも言えます)
なので新品がベストとも限らないし、まさに「好み」です
(試運転して「慣らす」事をエージングと呼びます)。
偏屈でないオーディオ好きな友達が余らせてるのを譲ってもらえたりするとベストかもです。
前述のように振動する部品ですので、設置も重要です。
冷蔵庫を何のクッションもなく床に直置きする家庭は無いでしょう。
ブンブンうるせー。なのでゴム足などで振動を吸収して静かにさせます。同じ事です。
ゴムと鉄だとブンブン音も違いそうですよね。これも同じ。
なのでオーディオの世界では、銅だアルミだ真鍮だと騒ぎます。
素材によって伝わる振動が変わるからです。銅は10円玉でアルミは1円玉でOKです。
ゴム的なのがよければ100円ショップで適当に。


振動から発生した音は空気を伝って耳に届きます。
前からの音と後ろからの音を聞き分けらない人間はいないと思います。
とりあえず色々置いてみて、「これでいいかな」と思えたらとりあえずOK。
気に入らない場合は、大体どうしても数日で変えたくなってくる物なので、そしたら
変えてみれば変化も感じられるし楽しいです。


最後に各機器を繋げるケーブルです。とりあえずはオマケのでもいいです。
でも、その日のメシをちょっと我慢して、後は知識のある友達がいて、
ケーブル一式セットで2,000円ぐらい出せると幸せかと思います。