carcass5382's diary

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餃子の王将

先述の記事で思い出したんですが、先週の「ルビコンの決断」は
餃子の王将の話でした。


多角化・別事業への手出しから民事再生が決定的な状況になってから復活
するまでの話なんですが、中でも重要な点として上がっていたのは
現場の活気の話です。


極力現場での調理を廃するためにファミレス化して行った店舗は、
調理場と客の間にパーティションがあって、調理の過程は見えず、ポンと出てくる。
それが現場の活気の無さに繋がっていたわけですな。


それを現社長が決断を下し、境目を取り払い、なるべく現場で調理するようにした。
目の前で焼き上がった餃子が出てくるだけで、それが一つの味付けになるって事です。
基本的な部分は管理しながらも、現場の裁量も持たせる事によって、
クオリティを維持しつつも現場もやる気も起こさせ、復活したんですな。


言われてみれば当たり前なんだけど、意外と気づかないもんなんだなあ。
考えてみれば、個人経営や少人数で周っている店舗ってそうだよな。
ラーメン屋なんてのは典型で、目の前で一生懸命作ってるから美味しくなるんだよな。
まるしゅうを見ればわかる事ですな。