Dimensity 810・900のAntutu9ベンチマークスコア
これによればDimensity810のAntutu9総合スコアは382,926で、
820よりは800に近い数値になっています。
まあ大体予想がつく数値ですね。
Dimensity800シリーズはどれもビッグコアがA76x4で
動作クロックが違うという感じになっていて、CPUで言えば
820と800の中間ぐらいの動作クロックになっていますが
GPUのコア数が大幅に削られているので、結果的に総合値では
800と似たようなもんだな、って感じですね。
項目ごとのスコアでもCPUに関してはクロックアップの恩恵が出てますが、
GPUの方はコア数が半減しているというのが顕著になっています。
UXでは多少向上してますけど、現状だったら安いDimensity800機探して
買った方が満足度高いかもですね。
Dimensity900はビッグコアがA78に進化していたりメモリ・ストレージの規格も
新しいものになっています。
Antutu9総合スコアは473,358だそうな。
こちらも同じA78を使っているDimensity1200よりは
CPUの動作クロックが低い、GPUのランクが低くコア数も少ない、
という事でベンチスコアとしてはかなり落ちるものになっています。
ビッグコアがA78ではなくA77なDimensity1000+と比較するのもアレなんですが、
結果的にスコアは1000+よりもだいぶ落ちるという感じですね。
今積極的にこのSoCを使う端末を選ぶ理由といえば値段ぐらいしか
思い浮かばないので、そこの辺に注目って感じですかね。
後は6nmプロセスかつクロックが低いという事で、何気に
発熱が少ないという点は期待できたりするのかも(笑